院長の本庄です。
今回は頚部痛について書いてみます。
私自身、7歳の時に頸椎捻挫しました。(この仕事に就いてから気付きました。)
確かマット運動で前転だったような記憶がありますが、グキッときて呼吸困難の時間が
数秒続いて何が何だか分からず呼吸が出来るようになったことは覚えています。
元々あまり運動は得意ではなかったのですが、その頃から頚の違和感と右手の握力が
無くなっていました。
(元々父が頸椎症だったので遺伝も少しあると思います)
恐らく頸椎捻挫による神経症状だったんでしょうね。
頸椎症のせいなのか、下腹部に力入らず、なんとなくやる気が出なかったりのまま
中学~高校と進み、ラグビー部では最前列でしたので頸椎に負担かけて頚・手首・肩・腰・
肉離れと色々壊しました。両親に感謝で骨折の経験はまだ無いです(笑)
患部外傷以外の上肢帯(手首・肘・肩)、肩甲骨の痛み・違和感はほとんど頸椎~胸椎起因かと考えています。
もちろん腰椎~仙椎から起因していることもあります。
物理的ダメージ(事故・怪我・スポーツ外傷)・慢性的不良姿勢・過度なストレスによる
背部筋慢性疲労状態となり頸椎周辺筋群に疲労が出ます。その後過緊張となり
血流不全・頸椎椎間関節可動域抑制により末梢神経症状を引き起こします。
脊柱両側の筋肉・靭帯は非常に強固な組織です。正しい施術で緊張を緩め末梢神経の流れを
改善することによって痛みを消失し機能回復出来ます。
背中のマッサージ・鍼治療が有効です。慢性的なものほど時間はかかりますが
必ず改善します。辛いものは我慢せずご相談下さい。