足関節外・内側痛

院長の本庄です。

今回は足関節の外側・内側の痛みについて書いてみます。

ざっくりと挙げると、

外側の痛み
➀長・短腓骨筋腱炎(腱鞘炎)
➁捻挫後遺症
➂坐骨神経痛
➃腓骨疲労骨折

内側の痛み
➀後脛骨筋腱炎(腱鞘炎)
➁舟状骨周囲の痛み
➂捻挫後遺症
➃脛骨疲労骨折

良くあるのは腓骨筋腱炎と後脛骨筋腱炎でしょうか?
どちらもオーバーユースが原因ではあります。
けっこう腫れて痛みが強いですよね。どうしても体重がかかる所ですし。
トレーニング量を減らし、アイシングと緊張部位を緩めることが重要です。
鍼・超音波治療が効果的です。
原因が腰や臀部であることが多いので腰臀部・足関節周辺の治療をお勧めします。

捻挫後遺症もなかなかやっかいです。
急性期は腫れて荷重もろくに出来なくて、ギプス固定することもあります。
ほとんどの方は痛みが取れれば治ったと思ってしまいます。
患部に力が入らないまま使い始めると故障部位以外に負担がきて
逆足や患側部の足関節外側・膝・股関節・腰に痛みが出ることも多いです。
出来ましたら、捻挫患部は鍼治療が有効です。
剣山状態になりますが、お勧めしたい治療の一つです。

若い頃の故障が後々になって表面化した例が多く見られます。
一度、ご相談下さい。