体幹感覚と大腰筋の重要性

院長の本庄です。

インナーマッスルという言葉は最近よく聞くようになりました。

深層筋という意味ですが、皆さんはどのようなイメージ・感覚をお持ちでしょうか?

私的な考えですが意識して鍛えない方が良いと思っています。

崩れた身体バランスのときに意識して動かそうとすると、ほぼほぼアウターマッスル(表層筋)か代償動作で
補おうとします。これがリハビリテーショントレーニングや補強運動で繰り返していったならば…

身体が固まります。
ちょっと怖いですね。

かえって可動域が制限されたり動きが悪くなったりします。
その個別な部分の筋力は付くかもしれませんが動きの中での筋力は期待できないでしょう。

一番大事なのは身体がニュートラルな状態、背骨がしっかりと伸びていてインナーマッスルが緩んでいる状態ですと
全身の筋肉を使うことが出来ます。

腹部の筋肉の意識、胃のあたり~臍の下あたりで軽く緊張させる感覚、肋骨下部(浮肋骨)を開き過ぎないように腹部筋群で押さえつけて
骨盤をやや立てる感覚でしょうか?

大腰筋・腰方形筋・脊柱起立筋を緩め、腹部全体で内臓を安定させるイメージはニュートラルポジションではないでしょうか。
身体深部感覚も磨いていきたいですね。